2022年2/26（土・休日、平日は2/28）に京急が、3/12（土・休日、平日は3/14）にJR東日本がダイヤ改正を行います。
ここではダイヤ改正後の終電の時刻を中心にダイヤ改正に関する話を書いていきます。
尚一個人による作成のものの為、あくまで1つの参考とし、ご利用の際は各鉄道会社の時刻表検索や乗換検索アプリをご確認ください。
各社の時刻表
京急から2022年2月26日（土）からの全線及び各駅掲示時刻表が発表されています。新ダイヤでの利用にご活用ください。
京成電鉄の各駅の時刻表にて京成線、北総線の各駅の時刻表は土・休日は2月26日以降の時刻に更新されています。2月28日以降の平日時刻表も見る事が出来ます。京成線・北総線利用の際はご活用ください。（平日2月28日以降の各駅の方面ごとの時刻表画面から「2022年2月26日からのダイヤはこちらから」をクリック2022/2/26AM1:00現在）
都営地下鉄浅草線の各駅の時刻表も2月26日以降の時刻表に更新されています。浅草線を利用の際はご活用ください。
乗換検索アプリ
京急2/26ダイヤ改正について
まずは横須賀市民に最も影響のある京急2/26のダイヤ改正を取り上げます。
京急の公式な時刻表検索はこちらです。
久里浜線の京急久里浜～三崎口駅間は、利用状況に鑑み、日中時間帯（11時～15時）は概ね20分間隔で運転いたします。
2022年2月26日（土）土休日ダイヤ・2月28日（月）平日ダイヤ京急線ダイヤ改正を実施しますより
平日ダイヤの一番大きなトピックとしては昨年10月のダイヤ改正で11時～15時の本数が4割減となった久里浜線の京急久里浜～三崎口間が更に本数減となり1時間当たり3.5本→3本の日中20分毎と変更になります。不便になる反面、わかりやすいダイヤになるとも言えます。
他の横須賀地区に関わるダイヤ変更としては以下のものが挙げられています。
・品川発19：29の快特三崎口行きが特急に変更
・羽田空港22：57発の特急京急久里浜行きがエアポート急行逗子・葉山行きに変更
・現状品川発21：47まで運行されているイブニングウィング号が21：05発迄に運行時間帯縮小し20分毎に変更
夜間では快特三崎口1本が特急に変更、羽田からの特急京急久里浜行きがエアポート急行逗子・葉山行きに変更されます。夜の着席サービス列車イブニングウィング号の運行時間帯が縮小されます。
土休日ダイヤの横須賀地区に関わる主な変更点は以下になります。
・品川発21:52,22:35発のエアポート急行羽田空港行きが特急京急久里浜行きに変更
・品川発21:47発の特急三崎口行きが快特京急久里浜行きに変更、三崎口へは京急久里浜駅で乗り換え
・金沢文庫発9：00,9：25,9：46,10：06の快特の12両増結を京急川崎～品川へ延長
・品川発9：50,10：10,10：31,10：51の都営線からの快特において金沢文庫まで12両編成で運転
・土曜日の金沢文庫発6：41～8：41の都営線直通特急列車（7本）の増結を取りやめ
土休日ダイヤに関しては夜間のエアポート急行の特急久里浜行きへの変更、午前中の快特の増結の強化が大きなトピックになります。また土曜の朝ラッシュ時間帯の増結の縮小もあり、利用状況に応じた編成の変更と言った感じです。
京急本線（追浜～浦賀）、久里浜線（新大津～三崎口）終電時刻
さてある意味で今回のメインコンテンツとなる終電時刻表です。今回は変更となった列車の横須賀中央駅発時刻が分かりませんでしたので品川・京急川崎・横浜の3駅の発車時刻となります。また普通の終電の浦賀行きが金沢文庫あるいは八景で特急と接続している確証が無かった為、京急田浦～逸見の終電は不明としています。
平日の変更点として
・三浦海岸行きの終電が品川23：14→23：15発に繰り下がり
・京急久里浜行き終電の京急川崎、横浜駅の発車時刻が1～2分繰り下がり
があったため滞在時間拡大の青字の箇所が大きいです。ほんのわずかとはいえ、終電が繰り下がるのはうれしいものです。
同じく土休日の変更としては
・品川22：48発の三崎口終電の横浜発車時刻が1分繰り上がり
のみとなっています。こちらは普通の終電が不明だったため普通のみ停車駅を不明としています。ほんのわずかとはいえ終電が繰り上がっている駅があるのは残念です。
その他の変更
横須賀とかかわりの少ない個所の変更で大きな変更としては都営浅草線を通過運転するエアポート快特の本数減少があります。都営浅草線新橋以北、京成線・北総線方面への所要時間が増えるケースが多くなると思われますのでご注意ください。また京急線内でも羽田空港から品川方面の快特の本数削減が土休日に行われます。
・品川発5：51，6：49が快特→エアポート急行に変更
・羽田空港発9：51，22：18，22：28の印旛日本医大行きが快特→エアポート急行に変更
また京急線と直通する京成電鉄、北総鉄道のダイヤ改正情報は以下になります。
２０２２年２月２６日（土）ダイヤ改正を実施します＠京成電鉄
主な変更点は以下になります。
・日中のスカイライナーを1時間に1本青砥駅に停車
・日中40分毎に運行している本線特急を快速に変更、快速特急は北総線経由の成田空港方面アクセス特急と接続
スカイライナーが日中1時間に1本青砥駅に停車する事で京急からもスカイライナー利用が便利になります。とは言え特急が快速に格下げになる事で八千代・佐倉・成田方面への所要時間が長くなるのが残念な所です。
２０２２年２月２６日（土）北総線ダイヤ改正を実施します
主な変更点は以下になります
・今秋行われる運賃改定の趣旨に合わせ新鎌ヶ谷～印西牧の原駅間の普通列車増発
（平日・上下１１本、土休日・上下４本）
・京成線・都営浅草線直通の上り最終列車の印旛日本医大～新鎌ヶ谷駅発着時刻を繰り下げ
今週の運賃値下げに向けて沿線内の需要喚起を目的に新鎌ヶ谷～千葉ニュータウン地区の増発を行うという多分今春の関東の鉄道会社では最も華やかなダイヤ改正となるのではと思います。長い間高い運賃に苦しんだ千葉ニュータウンの住民にはおめでとうと言う他ありません。
横須賀線3月12日ダイヤ改正について
華々しい見出しとは裏腹に横須賀線関連の情報はこれだけになります。新車E235系の追加投入及び朝ラッシュにおける減便です。横須賀線に関しては追加情報があれば積極的に情報追加をしようと思いますが、今の所注意したいのはラッシュ時の本数削減です。今はそれほど混雑が激しくないとは思いますが本数減少で混雑率が上がる可能性があるのでご注意ください。また「利用の少ない区間において運転本数を見直します。」とありますのでその辺も注意してください。
その他の注目箇所
・首都圏を発着する特急列車の利便性を向上します
上野駅発着の特急「ひたち」「ときわ」の一部列車を品川駅に延長
特急「成田エクスプレス」千葉駅停車を拡大します
・上野東京ライン（常磐線直通列車)を増発します
・南武線土休日の快速電車運転時間帯を拡大します
1番注目したいのは常磐線列車の品川駅乗り入れ増加と特急「ひたち」「ときわ」の上野どまりの列車が品川駅に乗り入れる事で京急線沿線と松戸・柏・我孫子・取手・土浦等常磐線沿線とのアクセスが向上する事でしょうか？ただし常磐線普通列車の多くが土浦折り返しになるため、そこには注意が必要です。また成田エクスプレスの千葉駅停車が増える事や南武線快速の土休日の増発も川崎・品川での乗り換えが必要ですが便利になると言えるのではないでしょうか？
如何だったでしょうか？昨年に比べて穏やかな印象でホッとした面もありますが相変わらずコロナ禍における厳しさが見える改正なのかもしれません。春以降の京急線・横須賀線利用にお役立ていただけたら幸いです。
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“2022年2月京急線、3月横須賀線ダイヤ改正について” への 4 件のフィードバック