横須賀~品川・都心は値下げ、IC乗車券で子供は75円均一運賃に~京急線運賃改定20231001~

長距離は引き下げになるので横須賀へ、品川・都心へ、その先の千葉・成田へ

京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区,社長:川俣 幸宏,以下当社)は本日,2023 年 10 月(予定)の実施に向けて,国土交通大臣宛に鉄道旅客運賃の変更認可申請を行いました。
当社では安全・安心の最優先という経営理念のもと,強靭なインフラ構築と快適で便利な輸送サービス実現に注力してまいりました。しかしながら新型コロナウイルス感染症の流行とその後の新しい生活様式の浸透に伴い利用者が大幅に減少し,今後もコロナ前水準への回復は難しいと想定しております。
このような厳しい経営環境において,今回の運賃改定は,安全・安心の継続に必要不可欠な既存設備の維持管理,さらなる安全性向上,ホームドア等の整備を進めていくため,不足する費用の一部についてお
客さまにご負担をお願いするものであり,1995 年以来約 28 年ぶり(消費税率変更によるものを除く)の申請となります。主な申請内容は以下のとおりです。

鉄道旅客運賃の改定を申請しました~ 平均改定率 10.8% 遠距離区間は値下げ ~@京急より

さて京急が1995年以来28年ぶりに消費増税以外での運賃改定の申請を行いました。以下この申請の内容を前提に色々と書いていきます。
※あくまで運賃は申請段階でありかつ上限価格での申請の為、また個人サイトであり記述内容はあくまで一個人の見解である事、注意はしていますが記載ミスなどはありうるという事、その事をご留意し読んでいただけると幸いです。

※京急から分かりやすいハンドブック及び運賃詳細が出ていますのでそちらも参照ください。(2023/9/23)
京急線運賃改定ハンドブック
普通旅客運賃(大人)
通勤定期旅客運賃(大人)
通学定期旅客運賃(大人)
運賃検索

10月1日にほぼ決定した改定日と小児IC運賃全区間75円均一(2023年5月10日追記)

京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:川俣 幸宏、以下当社)は、2023年1月13日(金)に鉄道旅客運賃の変更認可申請を行い、本日、国土交通大臣より認可されました。運賃改定の実施日は、2023年10月1日(日)を予定しております。


小児IC運賃を全区間75円均一とします~割引制度変更など10月からの実施運賃を届出~
@2023/4/21より

4月のプレスリリースより運賃改定の実施日がほぼ確定しました。2023年10月1日(日)予定との事です。

※以下の内容は1月、4月、5月、9月のプレスリリースを比較し、変更の無いものに関しては1月のプレスリリースの内容をそのまま記載しています。

小児IC運賃を全区間75円均一とします~割引制度変更など10月からの実施運賃を届出~@2023/4/21より

1.実施日 2023 年 10 月1日(日)
2.新たな割引制度の導入および既存割引制度の見直し
(1)小児均一運賃の導入
運賃改定に伴う子育て世代の家計負担を軽減し,鉄道でのお出かけがしやすくなるよう,ICカード乗車券利用時の小児普通旅客運賃を全区間均一で75円(大人初乗り運賃の半額)といたします。(空港線加算運賃 25 円は別途ご負担いただきます。)
(2)精神障害者割引の導入
個人が相互に尊重する共生社会を実現するため,障害のある方の公共交通利用円滑化の一助として「精神障害者保健福祉手帳(1級)」をお持ちのお客さまが介護者と一緒に普通乗車券(きっぷ)で当社線をご利用される場合の割引制度を新たに導入いたします。
(3)特定運賃の設定
運賃改定を踏まえたお客さまのご負担に配慮し,現在品川~横浜駅間の一部区間に設定している特定運賃(普通旅客運賃)の割引額を拡大いたします。
3.その他(既存割引制度の一部廃止)
羽田空港第1・第2ターミナル駅または羽田空港第3ターミナル駅から都営地下鉄線および京成線各駅相互間をご利用するお客さまに適用している「空港連絡特殊割引」(普通旅客運賃)を廃止いたします。

小児IC運賃を全区間75円均一とします~割引制度変更など10月からの実施運賃を届出~@2023/5/10より

また5月10日のプレスリリースではICカード乗車券利用時の小児普通旅客運賃を全区間均一で75円とすることを中心とした新たな施策も発表されました。まず小児IC運賃全区間75円均一に関して書きます。他の施策に関しては下の方で記載します。

イ.割引対象,券種
ICカード乗車券で当社線をご乗車いただく小児のお客さま
ロ.改定後運賃(1円単位運賃)小児の普通旅客運賃(1円単位運賃)を,全区間均一で 75 円(大人初乗り運賃の半額)といたします。
ハ.その他
(イ)きっぷでご乗車の場合,小児の普通旅客運賃(10 円単位運賃)は,大人運賃の半額から変更ありません。
(ロ)羽田空港第1・第2ターミナル駅および羽田空港第3ターミナル駅をご利用いただく場合は,別途加算運賃 25 円をご負担いただきます。(75 円+25 円=100 円)
※ただし,羽田空港第1・第2ターミナル駅〜羽田空港第3ターミナル駅,羽田空港第1・第2ターミナル駅および羽田空港第3ターミナル駅〜天空橋駅相互間を除く

小児IC運賃を全区間75円均一とします~割引制度変更など10月からの実施運賃を届出~@2023/5/10より

小児旅客運賃75円の対象はあくまでPASMO等のICカード乗車券利用の小児、切符での利用の際はこれまで通り小児普通旅客運賃の詳細に関してはプレスリリースを見ると以下の様になるとの事です。

・対象はPASMO等ICカード乗車券利用の小児、切符を購入する場合はこれまで通り大人の運賃の半額となる
・羽田空港第1・第2ターミナル駅および羽田空港第3ターミナル駅と穴守稲荷以遠利用の場合に適用される加算運賃はこれまで通り加算され、対象となる区間では75+25円で100円となるとの事

小児用PASMO取得方法(2023年9月23日追記)

PASMO取扱事業者の駅やバス窓口等※に行き、「PASMO購入申込書」に必要事項をご記入のうえ、ご購入ください。
・ご用意いただくものお子さまの年齢が確認できる公的証明書等
例:

  • 健康保険証
  • 旅券(パスポート)
  • 身体障害者手帳
  • 療育手帳
  • 精神障害者手帳(写真付)
  • 在留カードまたは特別永住者証明書
  • 学生証(写真付)
  • 個人番号カード
  • 住民基本台帳カード(写真付)など

PASMO取扱事業者の駅やバス窓口等でのご購入@PASMOより

また小児用PASMO購入の際は年齢が確認できる公的証明書等を用意の上、駅や営業所など購入可能な窓口で必要事項を記入して購入してください。大人用の無記名、記名ICカードの発行は停止中ですが小児用ICカードに関しては2023年8月現在新規発行は可能となっています。

横須賀市内から品川・都心方面は値下げ~改定内容概要~

鉄道旅客運賃の改定を申請しました~ 平均改定率 10.8% 遠距離区間は値下げ ~@京急より

さてまずは申請の概要を見ていきましょう。ポイントとしては以下になると思われます。
・改定率は10.8%
通学定期に関しては据え置き
41㎞以上の区間に関しては値下げ

鉄道旅客運賃の改定を申請しました~ 平均改定率 10.8% 遠距離区間は値下げ ~@京急より

さて京急の資料から主要区間の申請・現行比較運賃の表を見ますと、品川から横須賀・三浦市、横浜から三浦市内が値下げになりそうな感じです。

横浜以北の主要駅から横須賀・三浦半島地区主要駅間の距離(2022年京急全線時刻表参照し作成、小数点以下は繰り上げ扱いとして40.1~40.9㎞を41㎞扱い、値下げ開始は値下げになり始める駅)

詳細を見る為に上の表では時刻表を参考に泉岳寺・品川・羽田空港・京急川崎・横浜の各駅から横須賀・三浦半島の主要な駅との距離を出しました。そうすると
・泉岳寺・品川・羽田空港~横須賀・逗子・三浦市内
・京急川崎~横須賀市南部(堀之内以南)、三浦市内
・横浜~三浦市内

が値下げとなる41㎞以上の区間となります。言うなれば品川・都心~横須賀・三浦半島は値下げすると言うのが京急の申請した運賃改定の1つの側面となります。

基本的に距離が長くなるほど値下げ傾向~改定内容詳細~

※京急から運賃詳細が出ていますのでそちらも参照ください。(2023/9/23)
普通旅客運賃(大人)
通勤定期旅客運賃(大人)
通学定期旅客運賃(大人)
運賃検索

普通運賃の申請前、申請後の運賃改定率、鉄道旅客運賃の改定を申請しました~ 平均改定率 10.8% 遠距離区間は値下げ ~@京急より作成

続いて普通運賃の距離毎の申請運賃と現在の運賃の比較を見ていきます。上の表は京急の資料より作成しました。左側はPASMO/SUICA等のICカード使用時の運賃、右側は切符購入時のものになります。傾向としては
・4~15㎞の区間が最も値上げ率としては大きい。
・16~30㎞の区間は値上げ率としては平均的だが、値上げ額としては大きい
・31~40㎞の区間は値上げとなっているが値上げ率は低くなっている
・41㎞以上は値下げでかつ距離が長くなるほど値下げ率が高くなる
となっていて利用距離が長くなるほどお得になると言えます。

通勤定期の申請前、申請後の運賃改定率、鉄道旅客運賃の改定を申請しました~ 平均改定率 10.8% 遠距離区間は値下げ ~@京急より作成

続いて通勤定期の距離毎の申請運賃と現在の運賃の比較を見ていきます。上の表は京急の資料より作成しました。傾向としては
・距離が短いほど値上がり率が高く長いほど低くなる。
・概ね20㎞以上で値上がり率の低下が顕著になる
・41㎞以上で値下げは普通運賃と同様
となっていてこちらも利用距離が長くなるほどお得になると言えます。

1,3,6か月の通勤定期額(2023年5月11日追記)

鉄道旅客運賃の改定申請が認可されました~2023 年 10 月1日に運賃改定を実施します@2023/5/10より

精神障害者割引の導入と特定運賃割引額拡大

(2023年5月10日追記)

(2)精神障害者割引の導入
イ.対象・割引率
「精神障害者保健福祉手帳(1級)」をお持ちのお客さまとその介護者それぞれ5割引
※「精神障害者保健福祉手帳(1級)」をお持ちでもご本人単独での乗車時や,「精神障害者保健福祉手帳」の等級が2級・3級のお客さまは割引対象外となります。
ロ.対象券種
普通乗車券(きっぷ)
※ICカード乗車券(PASMO等),回数乗車券および定期乗車券は割引対象外となります。
ハ.発売方法
割引乗車券をご購入の際には,駅係員が対応いたします。
※発売の際は,駅係員が「精神障害者保健福祉手帳」と,手帳の等級記載欄を確認させていただきます。
※紙・カードの手帳のほか,㈱ミライロのアプリ「ミライロ ID」の提示による確認も可能です。

小児IC運賃を全区間75円均一とします~割引制度変更など10月からの実施運賃を届出~@2023/5/10より

こちらは精神障害者対象の割引です。プレスリリースに書かれている内容を見ると
・対象は介護者を伴う「精神障害者保健福祉手帳(1級)」を持つ方とその介護者
・対象券種はICカードでなく、普通の紙のきっぷ
・購入の際は駅係員が対応
との事です。また㈱ミライロのアプリ「ミライロ ID」の提示による確認も可能との事です。

ミライロ ID

(3)特定運賃の設定
運賃改定を踏まえたお客さまのご負担に配慮し,現在品川~横浜駅間の一部区間に設定している特定運賃(普通旅客運賃)の割引額を拡大いたします。

小児IC運賃を全区間75円均一とします~割引制度変更など10月からの実施運賃を届出~@2023/5/10より
小児IC運賃を全区間75円均一とします~割引制度変更など10月からの実施運賃を届出~@2023/5/10より

品川~川崎~横浜で並走しているJR東日本の東海道線・京浜東北線との競合を意識して値上げ幅を縮小した感じです。

品川~横浜間のJR、京急運賃比較(京急は改定後の運賃)

改定後の運賃は10円ほど高くなりますが、2100系快特の快適なシートに座る投資と考えると安くなると感じるのは私だけでしょうか?

その他(既存の「空港連絡特殊割引」の廃止)
羽田空港第1・第2ターミナル駅または羽田空港第3ターミナル駅から都営地下鉄線および京成線各駅相互間をご利用するお客さまに適用している「空港連絡特殊割引」(普通旅客運賃)を廃止することといたしました。
空港連絡特殊割引は,お客さまの負担軽減と利用促進を目的に設定しておりましたが,新型コロナウイルス感染症の影響によるお客さまの行動変容や 2019 年 10 月の空港線加算運賃の引き下げ(170 円→50 円)など,割引設定当初とは経営環境が大きく変化しており,一定の役割を終えたものと考えております。なお当社では,羽田空港第1・第2ターミナル駅引上線建設工事に着手するなど引き続き羽田空港アクセス充実に向けた取り組みを進めてまいります。何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。

(1)対象券種
普通乗車券(きっぷ),ICカード乗車券

小児IC運賃を全区間75円均一とします~割引制度変更など10月からの実施運賃を届出~@2023/5/10より
小児IC運賃を全区間75円均一とします~割引制度変更など10月からの実施運賃を届出~@2023/5/10より

また横須賀・三浦半島から直接は関係ないのですが都営浅草線、京成線各駅から羽田空港へ設定されていた割引の廃止も盛り込まれています。泉岳寺~羽田空港間の値上げ額を含めると80~110円と少し大きな値上げとなってしまいますが、良く考えると2019年に羽田空港の加算運賃を120円引き下げているので、2019年以前から見ると安くはなっていると千葉、東京のユーザーが思ってくれるのか注目したいところです。

41㎞以上区間の値下げに伴う定期券・回数券買い替えの際の扱い(2023年9月23日追記)

京急線運賃改定ハンドブックより

運賃改定前に購入した定期券・回数券に関しては期間内はそのままの利用が可能となります。そして横須賀市内~都内など41㎞以上の値下げ区間の定期及び回数券に関しては10月中に手数料不要で古い定期を払い戻しての買い替えが可能となります。また但し以下の点には注意が必要です。
使用開始日が運賃改定後の10月1日以降であっても9月30日までに購入する場合は9月30日までの旧運賃での販売となります。
・41㎞以上の値下げ区間以外に関しては定期払い戻しに関しては通常通りの手数料及び払い戻し段階での残期間は月単位※での扱いとなります。
・運賃改定後の乗り越しに関しては乗り越し区間の運賃は改定後の運賃を適用する
※使用開始日が9月20日の6か月定期を10月1日払い戻す場合、手数料及び同区間の1か月定期代金分を差し引いての払戻額となる(参考:きっぷ・定期券

詳細及びその他に関しては下記リンクも参考にしてください。

京急線運賃改定ハンドブック

利用者としての対策:改定後の運賃でお得に電車に乗ろう

対策0:子供連れのお出かけ際には電車を利用しよう(2023年9月23日追記)

大人2人小児2人時の横須賀中央駅から各区間のIC運賃

お子様連れでおでかけの際、子供分の運賃も考えると高くつくと思われる方も多いと思います。そんな方にとって今回の運賃改定ではお子様の為のIC乗車券を要出来れば、負担が緩和されます。
上の表は横須賀中央から主要区間の大人2人子供2人のIC乗車券運賃の改定前と改定後の比較です。大人運賃が値下げになる品川・羽田空港は30%近く、大人だけなら値上げになる三崎口、横浜など短距離~中距離でも値下げになります。
ガソリン価格も気になる昨今、小学生のお子様連れのお出かけの際に京急線電車の利用はいかがでしょうか?

対策1:都心へは品川乗換えで行こう

横須賀中央~東京駅の申請前、申請後の運賃比較(JRは2023年5月現在の運賃左IC運賃、右通勤定期1か月)

まず1つ目の対策としては特に都心へ通勤している人は特にそうですが、品川など出来るだけ遠くまで京急線でいくことになると思います。上の表は横須賀中央から東京駅までそれぞれ横浜駅・品川駅でJRの乗り換えていくパターンでの運賃と1月定期の金額を比較したものです。JRの運賃に関しては3月の運賃改定前のものとなっています。
横須賀中央から横浜の運賃は値上げ、品川の運賃は値下げの為、申請後は差が広がります。特に通勤定期では1月で2270円差が広がるのは小さくないと思います。1月で2270円と言う事は半年で1万円程度、年間で2万円程度広がるという事です。これは決して小さな額ではないと思います。

対策2:同じ区間を多く使うなら回数券(2024年2月25日追記)

回数乗車券発売終了のお知らせ

以下のとおり回数乗車券の発売を終了いたします。何卒ご理解を賜りますようお願いい申しあげます。

発売終了日 2024年3月15日(金)

発売を終了する回数乗車券
  • 普通回数乗車券
  • 時差回数乗車券
  • 土・休日割引回数乗車券
  • ※発売終了日までにお買い求めいただいた回数乗車券は、有効期限までご利用いただけます。
発売を継続する回数乗車券
  • 身体障がい者用割引回数乗車券
  • 知的障がい者用割引回数乗車券
  • 通学用割引回数乗車券
回数乗車券発売終了のお知らせより

2024年3月15日をもって普通回数券、時差回数券、土・休日割引回数券の販売が終了します。販売終了後も3か月間の有効期限は有効ですが以降は2024年4月5日から導入される乗車ポイントをご活用ください。
京急電車乗車ポイントについて少しまとめて見る
(2024年2月25日追記)

京急の回数券一覧(全て購入から3か月有効、普通回数券以外は小児用無し) きっぷ・定期券@京急より

もし定期を使うほどではないが、同じ区間を何回も使うような場合は回数券を使うというのが定番ではないかと思います。使うケースが土・休日に集中していたり、平日10:00~16:00に集中する場合は土・休日割引回数券や時差回数券は更にお得度が上がりますので検討してみるのもよいのではないでしょうか?
例えば・・・
PASMOで3か月間、月3回土休日浦賀~横須賀中央駅を往復する場合
浦賀~横須賀中央:180円x3回x2往復x3か月=3240円
回数券使用:180円x10【14枚分】+180×4円=2520円
→820円お得!!
※2023年1月の状況を前提としています、今後回数券に関して変更のある可能性がありますのでご注意ください。

対策3:横須賀市内を駆けずり回る場合は三浦半島1DAYきっぷも有効

三浦半島1DAY・2DAYきっぷより

また電車とバスを複数回使って横須賀・三浦半島を行き来する場合は三浦半島1DAYきっぷも使える場合があります。横須賀市内などこのきっぷの範囲内でも1DAYきっぷは購入できます。ただし購入は京急の電車の駅のみでバスの車内での購入は出来ませんのでそこはご注意ください。

例えば・・・
PASMOを使って横須賀中央から三崎港までマグロを食べに行った場合
横須賀中央駅~三崎口駅(京急電車):313円(283円)x2=626円(566円)
三崎口駅~三崎港(京急バス):305円x2=610円
合計:1236円(1176円)+各種優待
()内は現在の運賃
三崎港までの往復だけでも126円(66円)お得!
各種優待や電車やバスで他の場所に寄り道しても追加負担は無しで更にお得!!

※2023年1月の状況を前提としています、今後該当のきっぷに関して変更のある可能性がありますのでご注意ください。

三浦半島1DAYきっぷ小児料金値下げ(2023年9月23日追記)

小児がおトクに

ICカード乗車券利用時の小児運賃75円均一化に伴い、おトクなきっぷも小児がお買い求めやすくなります。
特に「三浦半島1DAYきっぷ」はどこの駅からでも500円でお買い求めできます。
(参考)三浦半島1DAYきっぷ 品川駅発:現在980円 10月1日以降500円

おトクなきっぷの発売額変更についてより

また今回の運賃改定により三浦半島1DAYきっぷの小児用料金が500円均一になります。現状560円ですのでさすがに品川からに比べ小幅ですが1コインで三浦半島地区の京急バス・電車乗り放題となるのはお得です。小学生のお子様のお出かけの際にはお供に1枚どうでしょうか?

地域としての対策:品川の先にいる人たちに値下げをアピールしよう

品川駅乗り換えで東北仙台まで一本で行けます@特急ひたち

今回の運賃改定の申請ですがもしこのまま申請が通った場合、重要なのは泉岳寺・品川から横須賀・三浦半島までの運賃が値下げになる事です。と言う事は品川・泉岳寺から京急線に乗って横須賀・三浦半島まで来る人達に「運賃値下げしました」とアピールするのは決して間違った事ではありません。そして品川・泉岳寺駅から乗り換えあるいは直通で、横浜方面とは逆方向に行く路線は下記のように多いです。
・都営浅草線・京成線・北総線(都心・市川・船橋・鎌ヶ谷・千葉NT・成田方面)
・総武快速線(都心・市川・船橋・千葉・成田・木更津・茂原方面)
・京浜東北線(都心・川口・さいたま方面)
・東北本線(都心・さいたま・小山・宇都宮方面)
・高崎線(都心・さいたま・上尾・熊谷・高崎方面)
・常磐線(都心・松戸・柏・取手・土浦・水戸・日立・いわき方面)

言うなれば中央本線以外の首都圏のJR主要幹線がすべて乗り入れ、埼玉・千葉・北関東3県にアクセスできるスペシャルな立地になる訳です。これらの地域に「値下げするこの機会に品川から京急で横須賀・三浦半島に行きましょう」と積極的にアピールする事で横須賀・三浦半島を訪れてもらって地域を盛り上げていくのはいかがでしょうか!!

他の路線の運賃改定情報
JR東日本(3/18 オフピーク定期券) 東急(3/18) 相鉄(3/18) 相鉄(3/18 新横浜線) みなとみらい線(3/18)

他の路線の回数券販売終了情報
JR東日本(2022/9/30終了済み) 東急(3/18) 相鉄(2022/12/30終了済み)

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 横須賀情報へ

にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 関東の鉄道へ

にほんブログ村


“横須賀~品川・都心は値下げ、IC乗車券で子供は75円均一運賃に~京急線運賃改定20231001~” への 22 件のフィードバック

コメントを残す